１２月１１日（金）に開催された理事会において、健康保険組合直営保養所「箱根富士見荘」と「那須朝霧荘」を、本年度限りで閉鎖することといたしましたのでお知らせ致します。
　両保養所は、被保険者とご家族の皆様の保養と健康の保持・増進を図ることを目的に運営してまいりましたが、近年は旅行やレジャー形態の多様化、自然災害の影響などによって利用者が減少しており、運営費用から利用料収入を差し引いた毎年の負担額は、平成２６年までの１０年間の累積額が４億３千万円にも達し、さらに高齢者医療制度への拠出金などによる厳しい財政状況のため保険料率の引き上げを行った今、見直さざるを得ません。
　こうした現状を踏まえ、財政安定化のために保養所の在り方を検討した結果、ご利用を２月末までとし、３月末を以って両保養所を閉鎖することといたしました。なお、費用を抑えたうえで直営保養所にかわる保険事業を検討してまいります。
　これまで長きにわたり多くの加入者の皆様方にご利用いただきましたことを、改めて心よりお礼申し上げます。

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